織物の整理加工の流れ
織布工場で織りあがった織物は、外観・感触・風合・機能等が整わず、またそれぞれの用途に適応せず商品として市場に出せません。
このような商品価値の低い半製品とも言うべき織物に、加工を施して織物の用途に応じた特性・機能・風合を付加し、商品価値を高めるのが整理加工です。
1. 原反入荷

製織工場より引き取り入荷
2. 原反検査

加工工程前の検査
(綿スフ検査協会に依頼)
3. 毛焼き・糊抜マーセライズ加工

毛焼き・糊抜き・水洗・苛性ソーダ浸せき・つや出し加工
4. レヂン加工

樹脂を生地表面に浸透させ熱処理をして固着させる
5. サンフォライズ加工

防縮加工
6. 特殊風合加工

加工サッカー、減量加工、ワッシャ−、
クレ−プ
7. 加工後検査

検反巻取機、反番管理検反システム
8. 包装

4点圧着包装
9. 柄組

産元商社の依頼通り仕分け
10. 梱包

カートンケースへ箱詰め梱包
11. 出荷

マーセライズ加工
シルケット加工ともいう。綿布を、張力をかけながら苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)処理をする加工のことで、綿繊維の断面が膨潤し丸みを帯びた状態になる、その事により絹のような光沢が得られる。従来は光沢を出すことのみ重視されてきましたが現在では繊維が膨潤することにより天然撚りが無くなり、洗濯収縮が改善されると同時に強力も増す。また、染料や薬剤の浸透性がよくなるという利点も有ります。
[ mercerization ]
レヂン加工
合成樹脂剤を使用する加工方法。樹脂加工の効果は、(1)洗濯の縮みが少なくなる(防縮効果) (2)しわがつきにくい(防しわ効果) (3)防水効果 (4)着崩れしない (5)手触りに適当なハリを与えるなどがあります。工程は布を樹脂液に浸し、(1)予備乾燥=オート・フールにより、たて糸に張力を加えないで乾燥。(2)高温処理=樹脂を不溶性化するところまで高温で処理。(3)洗浄=石けん合成洗剤などで洗う。(4)最後に特殊テンターを用いて乾燥仕上げの順序。
[ resin finish ]
サンフォライズ加工
アメリカのクルエット・ピーボデー社が特許権・商標権を持つ防縮加工で、発明者 サンフォード・クルエットの名に由来する。綿などの天然繊維の原反に、蒸気を吹き付け加工前に収縮テストを行い縮み率を測定し、その分だけ生地を縮めて、たて・よこ方向とも洗濯収縮率を 1%以内にとどめる加工です。現在の綿織物のほとんどはこの加工が施されている。
[ sanforized ]
特殊加工
減量加工、形態安定加工、加工サッカー、防汚加工等々その他ご要望に応えます。
お問い合せ
播州織工業協同組合〒677-0033
兵庫県西脇市鹿野町162
Tel 0795-22-1818
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E-Mail info@ban-ori.com
